レイアウト空間で効率化!異尺度対応機能で詳細図を「楽に」管理するテクニック
2025年12月26日
1. 詳細図を作るたびに寸法スタイル追加していませんか?
社長、助けてください!橋台の一般図から詳細図を作っているんですけど、拡大するたびに寸法の大きさがバラバラになって、もうパニックです……。
おやおや、デジ美さん。もしかして、拡大した図形に合わせて、手動で文字サイズを変えた寸法をいくつも作っているのかい?
はい……。1/50の図面と1/10の詳細図で、印刷した時の文字の大きさを揃えるのが本当に大変で。
それは一番「めんどくさい」やり方だね。効率化の基本は、同じ情報を二度描かないこと。AutoCADの「異尺度対応」を使えば、その悩みは一瞬で消えるよ。
2. 異尺度対応寸法とビューポートの最強コンボ
異尺度対応……。機能があるのは知っていましたが、設定が難しそうで。
食わず嫌いは損だよ。使い方は簡単。寸法のプロパティで「異尺度対応」を「はい」にするだけだ。これを設定しておけば、レイアウト空間のビューポートで尺度が変わっても、AutoCADが勝手に文字の高さを計算してくれるんだ。
勝手に計算してくれるんですか?
そう。例えば、主桁の全体を見せる1/100のビューポートと、添接部を拡大した1/10のビューポートがあったとする。異尺度対応なら、どちらの画面でも「印刷時に3.5mm」という指示を忠実に守ってくれるんだ。
すごい!これなら、尺度の数だけ寸法スタイルを作る必要がありませんね!
3. 「尺度リスト」を使いこなして自由自在に表示
でも社長、使いたい尺度が選択肢にない時はどうすればいいんでしょう? 1/30とかがリストに見当たらなくて。
それも簡単。「尺度リスト」を編集して、自分が必要な比率を追加すればいいんだ。画面右下のステータスバーの尺度選択から「カスタム」を開いてごらん。
あっ、ここから追加できるんですね! 名前を「1:30」にして……できました!
素晴らしい。これでどんな変則的な詳細図が来ても、涼しい顔で対応できるね。楽をするための準備を整えるのが、プロの仕事だよ。
まとめ
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異尺度対応をオンにすれば、尺度が変わっても文字サイズが自動調整される。
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レイアウト空間のビューポートを活用し、一つの図面から複数の詳細図を切り出す。
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足りない尺度は尺度リストで自由に追加・管理する。
